ベネクスでは、ヨガとベネクスの親和性からリカバリーヨガウェアを発売しており、毎月第4水曜日に無料オンラインヨガレッスンの実施や、ヨガインストラクター・身体のケアの専門家によるイベントなどを通じ、「休養」の大切さ、よりよい毎日をお届けしています。
今回はヨガアンバダサーインタビューの第一弾として、インタビュアーに中畠綾香さんを迎え、ベネクスヨガアンバサダーの大山理恵子さんを取材させていただきました。
大山さんは、産後に体力の回復と運動の必要性を実感。その後、第4子出産後に始めたヨガに魅了され、インストラクターに。2011年より地元でマタニティヨガ・ベビーママを対象としたヨガの指導を行い、2020年より「At home yoga蒲田プライベートヨガスタジオ」を開設し、今流行りのエアリアルヨガの指導も行っています。今回はエアリアルヨガの体験をさせていただくとともに、ヨガインストラクターになった背景や、リカバリー意識、アプローチ法を語っていただきました。
RLスタッフ:
本日はエアリアルヨガの体験、ありがとうございました!スタジオに入った途端、明るい色のハンモックに迎えられ、テンションが上がりました。童心に帰るような楽しさや、包まれる感覚は「At home yoga」でしか体験できないですね!
大山さん:
エアリアルヨガはハンモックが身体を支えてくれるので、リラックス・解放しながらも姿勢の調整や、筋肉の構築などもできるんです。この設備は専門の業者に施工してもらい、定期的に金具や布の劣化にも配慮しています。
RLスタッフ:
はじめてでしたが、丁寧にご指導いただけたので、安心して体験できました。後ほどエアリアルヨガの魅力も聞かせていただきたいですが、まずは大山さんがヨガに出会われたキッカケをお聞かせいただけますか。
大山さん:
幼い頃から丈夫で、あまり風邪をひいたことがなかったのですが、産後、子どもが風邪をひくと一緒に風邪をひくようになり「明らかに免疫が落ちてる」と思い運動を始めました。そうして様々な運動を経て、最後にヨガに出会った、というのが経緯ですね。
RLスタッフ:
産後は産前とは違って、自分自身に向き合う時間やケアができなくなりますよね。
大山さん:
そうですね。学生時代は身体を動かす事が好きで、バスケ、剣道、水泳などを経験してきました。でも、妊娠出産を繰り返すなかで産後は全く運動ができなかった。そうこうしているうちに、保育園が始まり、仕事復帰するようになって、ますます運動から遠のくと、以前の自分と違ってなんか具合が悪いなと思うことが多くて。
中畠さん:
なぜ最終的にヨガを選ばれたのですか?
大山さん:
体が柔らかかったんですよね(笑)
あとは、ヨガを始めてみたものの、上手くできなくて。それなら通ってみようと思いました。それが3人目を出産した後だから18年前くらいですね。でもそのあとすぐに4人目を妊娠したのでヨガはまたしばらく離れていました。
RLスタッフ:
では4人目の出産後、またヨガに戻られたということですよね。
大山さん:
そうですね。当時、親子ヨガの企画があり、最初は子どもと一緒に参加していましたが、その後一人でもヨガスタジオに通うようになり、ヨガで自分自身の体力も回復してきたのを感じました。運動の必要性や、子育て中のお母さんが健康でいることって大切だなと実感したんですよね。やっぱりお母さんが元気じゃないと家庭が回らないので。それで、ヨガをお母さんたちに伝えようとスクールに通いました。
中畠さん:
子育てしながら新しいことにチャレンジするのは簡単ではないと思います。何が大山さんを突き動かしたんでしょう。
大山さん:
子育てで悩んでいたことがあって、子育てサークルを作ったんです。そこでは子どもへの声かけの仕方やコーチングなんかを勉強していました。心と体はつながっているから、運動が大切という気付きがありましたね。そのサークルに携わっていたからこそ、そこに通うお母さんたちの大変さも目の当たりにして、何とかしたいという思いがあったのかもしれないですね。
中畠さん:
そこからヨガのスクールに通われたんですか?
大山さん:
そうですね。当時2009年、「お母さんに教える」と決意をもって、2010年には講師の資格を取りましたね。
RLスタッフ:
ママに教えたい、とはっきり決まっていたんですね。
大山さん:
資格を取ったらママに絶対に教えたい、マタニティも絶対にやると思っていましたから、そこはブレなかったですね。ヨガはママ達に絶対に必要という思いがあったので、資格を取ったらすぐ活動も始めました。当時は会社員として平日9時から17時までデスクワーク、週末に公民館を借りて教え始めるという感じでした。
中畠さん:
目的がはっきりしていたからこそだと思いますが、バイタリティがすごいです!
大山さん:
その頃は2011年で東日本大震災があった時でした。世の中が復興に向かっている時に、私は、旅行会社で働いていましたので、旅行の手配。ヨガで癒す事ができるスキルを持っているのであれば、そちらへ進もうと。10年働いていた会社を辞める大決断をしました。
RLスタッフ:
迷いなく選ばれたんですね。
大山さん:
いえ、辞めるのは相当悩みました。それまでは定年まで働く気でいたぐらい。何にこだわっているかというと収入。これがなくなると考えると踏み出せないんですが、それを一旦忘れてシンプルに丸裸にして「やりたいことは何ですか」と問うた時に会社を辞めてヨガで行くと腹が決まりました。いつのまにか私の価値観が大きく変わっていたんです。決断してからは、公民館で教えることに加え、ヨガスタジオやスポーツクラブ、カルチャ―センターで教えたり、児童館で無料で実施するなどありとあらゆることをしました。コロナ禍で公民館を借りることが難しくなり、自宅のスタジオをオープンし今に至ります。
RLスタッフ:
大山さんからはエネルギーを感じます。元気になりたい、なるとたくさんいいことがあるよ、って気持ちにさせてくれますね。そんな大山さんがベネクスを初めて使用した時の感想などあればお聞かせください。
大山さん:
テレビで女優さんがいつも着ているというのを見てベネクスを知り、そんなのがあるんだなと思っていたところにアンバダサーのお話をタイムリーにいただきました。
RLスタッフ:
リカバリーウェアを着用されてみていかがでしたか。
大山さん:
ヨガの練習や筋トレ中に故障した経験があり、忙しい時期は特に身体を緩める時間が取れていなかったと、リカバリーウェアを通じて気づいたところがありました。現代人は忙しく、お母さんや、お仕事されている方もずっと走り続けています。脳が休まないと体も休まらないのです。まして年齢を重ねていくと、長い時間寝ただけでは回復しないことも。朝から原因不明の不調、重だるさ。そんななかでどうやって折り合いを付けて行くかだと思うんですよね。
中畠さん:
確かにヨガインストラクターってずっと動いているかもしれませんね。
大山さん:
私の場合、次のレッスンまでにある程度身体を調整しておく必要があります。30代はウォーミングアップの時間も少しでよかった。ところが、40代になるとあちこち調整していると1時間経っていたりするわけです。友人のインストラクターが肩を壊して手術をしました。リハビリ後、安静にする必要があるのですが、リハビリが終わった瞬間から、自分で肩を回して動かして出ているのに気が付いて。私だけではなくインストラクターって、無意識に自分で調整しちゃうんですよね。
中畠さん:
確かにやっちゃいそうですね。
大山さん:
そう、自分で調整して何とかなっていたので、無意識に動いてしまう。実は休めていないんですよね。ウォーミングアップも、ご機嫌になるときはいいけど、故障しているときには逆効果になり得る。そんな気づきもあり、何もしないのも大事だなって思うようになりました。だからこそ、ベネクスのようなリカバリーウェアに頼りたくなるわけですよね。これで緩められるなら、少しでもケアにつながるんだったらって思います。
RLスタッフ:
着てみてリラックスできる感じはありますか?
大山さん:
はい、ありますね。夜のレッスン後は緊張が続いて眠りにくかったりするので、そんな時はちょっと緩めたり、今日はあまりと動きたくない日はお休みモードにするようにします。
RLスタッフ:
これだけ人の体や心のことを考えていらっしゃるなかで、ご自身のことに気づけるきっかけになったのならうれしいです。
大山さん:
そう思います。最初にベネクスの説明を受けた時に健康の三要素「運動」「栄養」「休養」のお話のなかで「休養」については「運動」「栄養」に比べ、学問やサービスが少なく、だからこそベネクスが「休養」に着目されているお話も聞いて、「確かに、休養大切だな」と思い、すごく響きました。
■Profile
◇大山理恵子さん
大田区蒲田にてプライベートヨガスタジオを運営。布を使ったエアリアルヨガ やマシンピラティスを使い、100年歩ける身体作り、健康寿命を伸ばすためのレッスンを行っている。
At home yoga 蒲田プライベートヨガ&ピラティススタジオ
https://athomeyogaatkamata.wixsite.com/athome
Instagram
https://www.instagram.com/athomeyogakamata/
■Profile
◇ヨガインストラクター 中畠 綾香さん
北海道出身。前職は声優、広告営業マン。多忙な会社員時代にカラダと心のバランスが崩れ鬱を経験。自身の心身の健康の為にヨガを初め2014年ヨガインストラクターとしての活動を開始。これまで某大手ホットヨガスタジオで2期連続トップインストラクターに選出され、全国のスタジオでのレッスンやヨガイベント・TV出演などをつとめる。現在はフリーランスとして活動の場を広げてヨガスタジオに足を運ぶ時間のないオフィスワーカーの方々に、ヨガで一息つき心身を整えてもらいたいという想いから企業ヨガをメインに活動中。
【所有資格】
全米ヨガアライアンス200 / メンタルヘルスケアヨガ / ストレスオフトレーナー / 産後ママのためのメンテナンスヨガ / 高津文美子式フェイシャルヨガ / 肩甲骨ヨガ®︎ / シニアヨガ / マタニティヨガ / チェアーヨガ / セロトニン認定講座修了