「自分に合うリカバリー方法を見つけていただきたい!」との思いから、ベネクス リカバリーウェアご愛用者に、そのヒントとなるリカバリーウェアの活用法を語ってもらうインタビュー企画"私のベネクスライフ"。
第11回目にご登場いただくのは、若き研究者としてのお仕事と、大好きなクラシックバレエを両立させているAさん。話してくださった現在に至るまでの道のりは、いくつものドラマの積み重ね。そして、頑張り屋さんであるがゆえに疲れが溜まってしまう、という呟きには共感を覚える方も多いでしょう。息抜きタイムに、ぜひ、お読みください。
RLスタッフ(以下リカバリーラボマガジンスタッフ 略):
事前にアンケートでいただいた1日のスケジュールに、バレエのある日とない日の2通りがあります。バレエのレッスンは週に何日なさっているのでしょう。
一日のスケジュール(一例)
Aさん:
週4回程度です。レッスンのある日は残業できないため、レッスンのない日にまとめて残業することが多いです。金曜日に近づくにつれ、疲れがたまってしまうのか足が段々重く感じることが多くなっていました。しかしリカバリーウェアを着て寝るようになってからは、毎日リセットされているような気がします。
RLスタッフ:
お仕事をなさりながら、週4日のレッスン。本当にバレエがお好きなのですね。バレエはおいくつからなさっているのですか?
Aさん:
習い始めたのは小学2年生の頃からです。しかしバレエをやりたいと言い始めたのは、幼稚園に入る前の2,3歳の頃だそうです。家の近くの幼稚園で夕方にレッスンが行われており、どうやらそれを見て憧れたようです。幼い頃の出来事ですので記憶にはないのですが、親はきちんと覚えてくれており、約5年越しではありましたが、妹の育児も落ち着いた頃、バレエをまだ習いたいかと聞いてくれました。いくつかのバレエ教室に連れて行ってくれたのは覚えています。
提供写真: ロマンティック・バレエの代表作『ジゼル』
RLスタッフ:
ご両親に気持ちが伝わったのかもしれませんね。それからバレエをずっと続けられているのですか?
Aさん:
実は大学受験をきっかけに、一度やめています。国立大学しか目指しておらず勉強で忙しかったことと、何よりも、自分は下手だという劣等感が強く、このまま習っていても時間とお金の無駄なのでは?と思うようになったためです。それなら、他のことに時間とお金を費やした方がいいのではないかと。
RLスタッフ:
もしかして、プロを目指していた時期もあったということでしょうか。
Aさん:
中学生の頃まではプロになりたいと思ったこともありました。しかし、高校2年生の時に化学系の研究者になろうと決意しました。だからバレエを諦めたというよりは、他に頑張りたいことが見つかったという感じです。
RLスタッフ:
研究者になりたいと思ったのは、なぜですか?
Aさん:
高校が「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」と呼ばれる、科学技術人材の育成を図るために先進的な理数系教育を行う高校に認定されており、それがきっかけで自主的に応募したサイエンスキャンプに参加してみて、研究者になりたいと思いました。研究者といっても様々ですが、たくさんの実験をさせてもらい、特に私は「化学」が好きなのたと感じました。
RLスタッフ:
研究者を目指して、それ一筋の大学生活だったのでしょうか。
Aさん:
大学は自由な校風であり、入学してからは勉強は割とゆったりしていました(笑)。一方サークル活動は積極的に行いたいと思っていたのですが、見学していくうちに、バレエをまた再開したくなりました。結局ブランク1年でバレエを再開しました。就職後の現在は、様々な有名な先生の指導を受けたいと思い、オープンクラスに通っています。
レッスンで疲れて帰った夜は、寝る前にリカバリーウェアを着たまま、マッサージローラーでセルフマッサージをするようにしています。
提供写真:古代インド舞姫ストーリー『ラ・バヤデール』
RLスタッフ:
リカバリーウェアが体も心も癒すお手伝いになっていればいいのですが。ところで、リカバリーウェアとの出会いをお話しいただけますか?
Aさん:
何年か前に、テレビ番組で女優さんがベネクスのリカバリーウェアを紹介していたという話を、母から聞きました。気になりすぐに調べましたが、そのときは価格を見て断念しました。しかし去年の6月頃、祖母が急に倒れて入院し、「身体が痛い」「よく眠ることができない」と言っていたため、少しでも元気になってもらう方法を考えていたところ、リカバリーウェアの存在がふと頭をよぎりました。そこでまずは自分で効果を確かめてみたく、自分用にレッグコンフォートを購入しました。さらに、ちょうど母と妹の誕生日も近かったため、家族にもプレゼントして感想を教えてもらいました。
RLスタッフ:
初めて着用していかがでしたか?
Aさん:
着けて数分後に身体が温かくなりました。何日か使っているうちに、バレエで酷使している脚の筋肉が柔らかくなった気がしました。身体の疲れが和らいだことが印象的でした。そこで祖母にも使ってもらおうと、敬老の日に、肩に掛けたり色々な用途に使えるリカバリークロスをプレゼントしました。
RLスタッフ:
お喜びになったでしょう。
Aさん:
はい、とても喜んでくれました。一時はどうなるかと思いましたが、お陰さまで今も元気に暮らしています。
RLスタッフ:
おばあさまはバレエのことをどうおっしゃっているのですか?
Aさん:
祖母はバレエを続けていることをずっと応援してくれており、「ひとつのことを長く続けるのはすごいことよ」と褒めてくれます。
RLスタッフ:
おばあさまがおっしゃる通り、本当に長く続けていらっしゃいます。でも、怪我など身体のトラブルはなかったのでしょうか。
Aさん:
腰や股関節、足首のトラブルがあります。例えば腰に関しては、高校生の頃にギックリ腰だと整骨院で言われたのですが、それが後に疲労骨折だったと判明したことがあります。大学生の頃に寝返りが打てず、(疲労骨折に分類される)腰椎分離すべり症だと診断され、バレエを休んでいた時期もありました。振り返ると私は頑張りすぎるあまり、自分の体を痛めつけるようなこともたくさんしてきました。とても反省しています。
もう治らない怪我ですが、バレエの先生のご指導もあり、踊るときの体の使い方を見直すことでずいぶん楽にはなりました。そして、痛いときには無理をしないで、身体を休めるようにしようと思えるようにもなりました。
RLスタッフ:
身体を労わることの大切さを知った現在の生活の中で、お使いになっているリカバリーウェアはどのモデルでしょう。
Aさん:
スタンダードドライの上下をパジャマ代わりにしています。会社ではパソコンに向かっている時間が長く、肩と首が痛くなることがあるため、2WAYコンフォートを首に着けることもあります。肩や首の痛みが和らいだことでイライラが軽減され、仕事に集中しやすくなりました。昼休みには、レッグコンフォートを着けて体を休めることもあります。
RLスタッフ:
仕事の場でもお使いになってくださっているのですね。ところで、高校生のときに抱いた"将来の夢"は叶ったのでしょうか。
Aさん:
はい。現在は、就職活動の際に一目惚れした会社で働いています。
RLスタッフ:
一目惚れというのは?
Aさん:
「世界一」や「世界初」を目指して商品開発をしているという姿に憧れました。私も「1番」にとてもこだわるタイプで、勉強も習い事も1番を目標に頑張ってきました。さらに研究開発費や社風も恵まれていると感じ、私にもってこいの会社だと思いました。そして実際に入社して働いてみても、会社の雰囲気が合っていました。
ところで話は変わるのですが、実は、このインタビューでぜひお伝えしたかった出来事があるのです。
RLスタッフ:
何でしょう。
Aさん:
去年の夏頃、会社で1分間スピーチをすることになったのですが、テーマが自由でして。せっかくなので、ベネクスのリカバリーウェアを紹介しました。それを聞いてくださった研究所の所長さんが興味を持ってくださり、後日、常務の方とともに百貨店のベネクスコーナーに行ってくださり、その場でリカバリーウェアを購入してくださったそうです。所長さんから直接「良いものを紹介してくれてありがとう」と声をかけていただきました。私は入社4年目になったばかりで、まだまだ所長さんと直にお話しできるような立場ではありませんが、ベネクスのおかげでお話しできるきっかけができました。嬉しかったため、どうしてもこのエピソードを話さずにはいられませんでした。
RLスタッフ:
こちらこそ、とても嬉しいエピソードをお聞かせくださりありがとうございました。お伺いした様々なお話を参考に、休息のためのウェアの"世界一"を目標に商品を開発をしていきたいと思います。これからもベネクスのリカバリーウェアとのお付き合いを、よろしくお願いいたします。
インタビュー 堀けいこ