2022年が始まりました。学校や仕事も新たなスタートを切り、「今年こそ●●な人に」と気持ちを新たにしている人も多いことでしょう。新たに迎える年には、今までと違った自分になるために、目標や抱負をしっかりと立てて頑張りたいと固い決意を持っておられる方も多いと思います。そんなみなさんのために、よりよい新年の目標や抱負の立て方ができるコツについて、「ココロの体力測定」から、「新年の目標」についてまとめました。せっかく目標を立てても、それが理由で疲れてしまっては残念。参考にして、なりたい自分とリカバリーの両方を叶える1年を目指しませんか?
男女との新年の目標の定番は、「健康」か「資産形成」
男女とも、それぞれの上位項目の中で、共通していたのは「貯金する」「節約する」とお金に関するもの。「健康になる」「痩せる」といった健康や美容に関するものも多く挙がりました。
男性は同じ自分磨きでも、疲れている人は「資産形成」、元気な方は「健康」に重きを置いている
上位10項目から疲労状態別でみていくと、疲れている方は、第1位「年収を上げる」(20.8%)、第2位「節約する」(20.1%)、第3位「節約する」(16.2%)、とお金に関係することが並びました。一方、元気な方は、第1位「健康的になる」(17.2%)、第2位「運動を始める、続ける」(12.1%)、第3位「規則正しい生活をする」(11.7%)、と健康の要素を実践する意欲が上位をしめています。
それ以外の特徴を見ていくと、疲れている方は「自分の病気、ケガを治す」など、まずは元気になる為のベースを作りことを目指しているようです。一方、元気な方は、「たくさん本を読む」「家族との時間を増やす」「常に感謝を心がける」などが上がり、時間の使い方を知識の取得や人間関係をベースにしたことを重視しているようです。
女性は疲労状態に関わらず、自分磨きは「節約志向」と「健康」
上位10項目から疲労状態に関わらず、「貯金をする」「節約する」などの節約志向と、「健康的になる」が共通した目標となっている。
それ以外の特徴を見ていくと、疲れている方は「断捨離をする」、「片付けられる人になる」など、まずは片付けられない自分に対しての改善を目指している傾向があります。一方、元気な方は、「美肌になる」「料理上手になる」などが上がり、時間の使い方を外見やスキル向上などで社会性を高めることを目指しているようです。
とは言っても、はりきりすぎて、予定を詰め込みすぎないこと
新年の目標や抱負が計画倒れに終わることがないよう、忙しすぎる行動計画や予定を立てていないか、最終的によく確認しておきましょう。とくに、新年に初めてのことに挑戦する場合には、手探りで始めるケースも多いことから、現実的な目標や抱負をたてて行きましょう。具体的な行動計画も含めて新年の目標や抱負を最終的に決めることは大切ですが、その計画がストレスや疲れの原因になってしまったら元も子もありません。目標に向けて確実に進んでいることを、一目で分かるように工夫や、少しの達成具合でも楽しみながら頑張れるように意識することが大事です。目標を立てることと、プロセスを楽しむことが必要です。
執筆・監修:オフラボSTAFF