目標に向かい進み続けるために、コンディショニング作り、そしてアスリート人生を設計できる方を、Think Athleteと定義。ベネクスとしては、リカバリー環境のサポートにより、悔いのないアスリート生活、人生のサポートをすることを目指しています。
今回はThink Athleteの第８弾として、ベネクススペシャルアンバサダーでビキニフィットネスアスリートの安井友梨選手に取材をさせていただくなかで、安井選手が実践している「７つの休養」についてお伺いしました。
「休養学」とは、栄養や運動と並んで健康維持の要素となる「休養」を知識として正しく理解し、実践するためのものであり、一般社団法人日本リカバリー協会が監修する書籍『休養学基礎: 疲労を防ぐ!健康指導に活かす』において、休養は次の7つのタイプに分類されています。この7タイプを複合的に取り入れることで、明日のさらなる活力チャージにつながります。
日々事業家としての活動の他、アスリートとして過酷なトレーニングに取り組む安井友梨選手が普段実践している休養方法を伺いました。その中からいくつかご紹介します。
①休息タイプ
肌、内臓、脳、すべてをリセットできるのは睡眠だけ。毎日７～８時間快眠できるようになってから、肌ツヤ、マインド、体調、そしてトレーニングの質に至るまで何もかもがすこぶる調子がいいのです。銀行員と競技を両立する中で、この６年間は睡眠時間を十分確保できなかったのですが、今改めて睡眠の大切さを痛感しています。寝る時の服装も大切で、心も身体もリラックスできるものを選ぶことで 睡眠の質がまるで変わります！ 睡眠の質向上のためにも、夏も冬もベネクスの長袖・長ズボンのパジャマ一択です。
①休息タイプ×③運動タイプ
練習、大会は疲労との戦いで、リカバリーは勝つために非常に重要です！ 回復機能そのものを高めるための身体づくり、早期にリカバリーモードに入ることを意識しています。練習や試合後のクールダウン、ストレッチやマッサージは怪我を防ぎパフォーマンスを高めるのに重要です。特に下半身の血流が滞ると回復が遅れるので、毎日下半身の血流を流します。寝る１時間前には、光を抑えてストレッチやヨガを行っています。トレーニング以外の時間は、下半身、お腹、お尻、股関節、ハムストリングを包み込むことができる『おうちインナー ゴムなしボディショーツ4分丈』を着用します。10枚以上リピートする一番の宝物です。これを履いて、下半身を毎日24時間徹底ケアしています。
②栄養タイプ×④造形・想像タイプ
質の良い睡眠につなげるための食生活、食生活習慣を心がけています。たとえば、内臓に負担をかけない、消化酵素、消化吸収を考えた食事。加熱をしないローフードが基本で、野菜は生、調味料は自分で作ったものでいただきます。腸内環境を意識し始めてから、様々な発酵食品を毎日取り入れています。昨年から発酵料理講座を受けていて、麹をはじめ、発酵調味料を自分で作るようになりました。作る手間や時間、完成まで時間はかかりますが、全ての時間を大切にすることができ、一つ一つの工程を楽しんでいます。自分で作ったものは、愛着がわき、可愛い。そうしていただくものは栄養も何倍にもなりますし、なにより美味しいです。さらに、食べながら健康的に美しく痩せる、を心がけています。大好きなジビエを食べたり、和菓子のなかでも特におはぎを好んで食べます。和菓子は洋菓子に比べ食物繊維が豊富でヘルシーというだけでなく、農産物を中心とした自然の材料を使い、昔から食べられてきた、いわゆる日本人の体質に合った食べ物。季節感を感じられたり、作る方の顔が見える和菓子は「心の健康・栄養」にもつながる魅力があります。
またその他にも、瞑想を、朝と夜に行うようにしています。自分自身の考えがまとまったり、マインドがクリアになるなど、目的、目標を常に確認させています。そうすることで時間や人に左右されず、ブレずに生きることができています。
③運動タイプ×⑤親交タイプ×⑦転換タイプ
高尾山に月に2回、トレッキングのトレーニングに行きます。
森林浴をしながら歩き、森の木の音、川のせせらぎ、動物や鳥の鳴き声、季節によって違う木々の様子、日の当たり方、森の土の感触、匂い、五感をフルに感じながら身体を動かす事で、心身共に、自分を見つめ直すことができ、今ここに集中することができる気がします。
⑤親交タイプ×⑦転換タイプ
おはぎツアーを楽しみにオフシーズン過ごします。京都や、福岡に行きます！お気に入りのおはぎや、知らないおはぎを見つけたり、おはぎ好きの方から全国各地のおすすめおはぎを教えていただき、食べに行きます。おはぎを通じて、皆さまと繋がって、和菓子屋さんと繋がって、小豆の生産者さんからご連絡いただいたりして、みんながハッピーになり、シェアハピできたら嬉しいなと思います。
⑥娯楽タイプ
体験型の娯楽が好きです。自分が成長したり、美しくなれたり、知識を深められたり、身体能力が高まったり、できなかったことができるようになったり...。大人になってからでも、できることが増え「自分と未来は変えられる」、そんな体験を毎日しています。人生ワクワクしていますし、自分の可能性は無限大なんだと思います。美しさを競う大会に臨む日々ですが、本番の日以上に、美しさを磨いていく日々のプロセスも楽しむようにしています。
■Profile
安井友梨（やすい ゆり）選手
1984年生まれ愛知県出身、元外資系銀行員
ビキニフィットネス世界選手権優勝という夢の実現のため、世界一ウエストが細くなるコルセットを開発すべく、会社を立ち上げ女性実業家に転身。
30歳（2015年）よりトレーニングを開始。競技と仕事の"二刀流"を続けながら世界の頂を目指し、僅か10カ月で"第２回オールジャパンビキニフィットネス選手権"優勝。
国内８連覇中の通称【絶対女王】2019年には"アジア選手権大会"総合優勝、2021年2022年2年連続で、世界選手権大会準優勝、2023年には国際大会であるアーノルド・クラッシック・ヨーロッパにおいて、フィットモデルで優勝など、国内外で活躍中。
