今回は、JAPAN RUGBY LEAGUE ONEで、昨年プレーオフトーナメントで見事優勝した、クボタスピアーズ船橋・東京ベイに所属する杉本博昭選手にお話を伺います。杉本選手は、ベネクスの着用歴は約13年目で、多くの怪我をベネクスと共に乗り越えられてきたそうです。現役アスリートが取り入れている、睡眠の質を考えた食事と環境の整え方、そしてリカバリーウェアについて、お話を伺いました。
前回の記事はこちら→【Think Athleteインタビュー】プロラグビー 杉本博昭選手Vol.1 「杉本流、リカバリーに重要な3つの要素:食べるもの・着るもの・塗るもの」
RLスタッフ:前回は食事について伺いましたが、杉本選手の睡眠の質を上げる環境の整え方があれば、お聞かせください。
杉本選手:睡眠に対しての環境作りやこだわりは、一つ目は就寝時にベネクスを着用、二つ目は携帯を持ち込まない、最後に部屋を真っ暗にするというのは徹底しています。
RLスタッフ:なるほど、そのルーティンは自宅だけでなく、遠征先でも出来ることを実践されているのですね。ここで、杉本選手のVENEXリカバリーウェアとの出会いをもう少し伺えますか。
杉本選手:はい、私は2011年頃からベネクスを着用していますので、着用歴は約13年目となります。現在のチームに入団したのも2011年ですので、同じ時を過ごしておりますし、これまでの日々のリカバリーに加え、良いパフォーマンスが出せたこと、そして怪我をして挫折しても、その後に乗り越えたこと、更にチームが優勝できたこと等、この13年間で多くの経験の中には常にベネクスさんがいました。
RLスタッフ:そこまで、言っていただくと嬉しさを越して、恥ずかしいぐらいです。
杉本選手:これまでもこれからも着用を続けていきます。素晴らしい商品を開発して頂き、今回直接御礼できることを非常に嬉しく思っていましたので、ベネクスの方々にお会いできる日を楽しみにしていました。
RLスタッフ:怪我がきっかけとお聞きしましたが。
杉本選手:私は、二つ大きな怪我しておりまして、最初にベネクスを使い始めたのが、手首の怪我をした時です。怪我をしていながら、何年かそのまま無理をしていたので、手術をすることになりました。
RLスタッフ:明治大学では、キャプテンもされていたので、責任感の強い杉本選手は無理をなされていたのですね。
杉本選手:「治る確率が50%です」と、医師から言われて、でも後悔はしたくない思いから、色々と調べまくりました。そこで、見つけたのがベネクスです。東海大学と研究した商品、リカバリーウェアが出ているというのにたどり着いて、当時は手首用のものはなかったのですが、工夫して手に巻いて使ってました。
RLスタッフ:私よりもベネクス歴が深い。
杉本選手:その後、アキレス腱の怪我をした時にも、当時のことを思い出して、そのタイミングでは、アンクルソックスのようなものがありましたので、使いました。昨日もつけてましたけど。
RLスタッフ:ウェアだけでなく、アクセサリーも最大限に活用されていますね。
杉本選手:それだけじゃなく、腸内環境を整えることも大事なのを柏田さんにレクチャーいただいたので、温める為に腹巻き(ボディーコンフォート)も使っていますので、多分ですが一生使っていくと思います。
RLスタッフ:私たちとしては、理想的なアスリートです。
杉本選手:逆に質問をしてもいいですか。世の中には締め付けるコンプレッションウェアがあるじゃないですか。でも、ベネクスの商品は柔らかくても効果を感じるので、その仕組みを前から聞きたかったんです。
RLスタッフ:良くぞ、聞いてくださいました。簡単に言うと、特許を取得している、ナノプラチナなどの鉱物を練りこんだオリジナルのPHT繊維を全ての商品に使っています。また一部の商品は一般医療機器として届出しています。その繊維から遠赤外線など微弱な電磁波が出ていて、筋肉を弛緩させて血管が拡張して血流が流れるようになります。
杉本選手:なるほど、締め付けるのではなくて、逆に緩ませているんですね。
RLスタッフ:なので、体には負荷をかけずにご使用いただけると思います。長距離移動のあるスポーツチームさんは、移動中は必ず使用いただいています。
杉本選手:あと聞きたかったのが、昔買った商品は効果がなくなっているとかあるのですか。伸びきってしまって、買いなおしたものはあるのですが。
RLスタッフ:これも、結論から言うと効果は半永久的に続きます。糸自体に鉱物を練りこんでいますので、効果に経年劣化はありません。ですが、やはり身に着ける商品ですので、伸びてしまったり、通常の洋服と同じように着心地が劣化したりしていくと思います。
杉本選手:なるほど、勉強になりました。
RLスタッフ:先ほど、移動について少しお話ししましたが、杉本選手は長距離移動の苦労などはどうですか。
杉本選手:ありますね。試合・遠征などでは新幹線・飛行機などをよく利用しますので、筋肉の硬直と浮腫(むくみ)対策はいつも苦労しています。少し前は、海外遠征などでトランジット含め26時間の旅を乗り越えた時もありましたので、大変でした。
RLスタッフ:どのような対策を今までしていたのですか。
杉本選手:今までは、飛行機などの移動中では、締め付けるコンプレッションウェアを履いて過ごしていました。でも、先ほどのお話からすると、ベネクスを履いた方がいいんですかね。今までは、ベネクスは締め付けがないので、移動中は使用しない方が良いと思っていました。
RLスタッフ:もちろん、ダメなわけではありませんので、好みで良いと思います。ですが、時間が長い場合は、体にストレスのない方を選んでいただければと思います。
杉本選手:国内移動でも、バスや飛行機の時に体を動かさないと体に悪いのは分かっているのですが、でも動けない場面って多いと思いますし、アスリートに限らず、例えばサラリーマンの方々も絶対使った方がいいですね。
RLスタッフ:ベネクスは会社のスローガンとして、「世界中で、休養の常識を変える。」と掲げています。なので、移動中のリカバリーも広く伝えていきたいですね。
杉本選手:やっぱり休み方の概念にとらわれてちゃだめですね。日本の睡眠時間が短いのはニュースでもやっていて、でも増やすのって難しいと思うんで、質を高めることにもっと目を向けてほしいです。そこでサポートできるベネクスの商品は理にかなってると感じています。
RLスタッフ:杉本さんの「食べる物・着るもの・塗るもの」にマッチしてますね。
杉本選手:柏田さんにサポートいただいて、腸内環境などの身体の中から健康になって、体の外からはベネクスを来て、自分はすごく良い組み合わせをしているんだと改めて分かりました。
RLスタッフ:こちらこそ、ベネクス愛に溢れていたインタビューで、楽しい時間を過ごさせていただきました。今後とも休養の普及を、お互いで伝えていきましょう。本日はありがとうございました。
【Profile】
杉本 博昭選手
1989年2月27日生まれ、大阪府大阪市生野区出身のプロラグビー選手。
9才からラグビーをはじめ、現在はジャパンラグビーリーグワン1部の「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」に所属するプロラグビー選手。身長:181cm/体重:102kg。ポジションは2番フッカーで、スクラムでは最前線の中央に位置し、ラインアウトの際はボールを投げ入れるスロワーの役割を担う。2017年シーズンには副キャプテンに就任し、2022年シーズンでは公式戦通算100キャップを達成。クボタスピアーズ 入団当時は2部リーグからスタートし、翌々年に1部リーグへ昇格。毎シーズン着実に順位を上げ、2022-2023シーズンでチーム悲願の初優勝を果たし現在も活躍中。
〈経歴〉
・2006年 高校日本代表 選出。大阪代表で国体優勝。
・2007年 U19日本代表 選出。Jr.ワールドカップ出場。
・2008年 U19日本代表 選出。Jr.ワールドカップ出場。
・2009年 U20日本代表 選出。Jr.ワールドカップ出場
・2010年 明治大学ラグビー部 主将就任。
・2011年 クボタスピアーズに入団。
〈所属チーム歴〉
布施ラグビースクール - 東生野中学 - 大阪工業大学高等学校(現:常翔学園)- 明治大学 - 現在:クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/hiroaki_sugimoto_/
公式X:https://twitter.com/hiro_sugimoto2