目標に向かい進み続けるために、コンディショニング作り、そしてアスリート人生を設計できる方を、Think Athleteと定義。ベネクスとしては、リカバリー環境のサポートにより、悔いのないアスリート生活、人生のサポートをすることを目指しています。
今回はThink Athleteの第17弾として、競輪界のトップで活躍し続ける郡司浩平選手に取材をさせていただきました。
競輪選手は、公営競技の競輪において賞金を獲得するプロフェッショナルスポーツ選手です。競技において誰よりも早く1着でゴールすることを目指します。そのため、選手自身は常にベストなパフォーマンスを発揮するために、肉体を追い込み鍛え上げる必要があります。キャリアの中で年齢を重ねるにつれ休養時間に着目するようになり、ON/OFF時間を積極的に取り入れるようになられました。その中で出会ったリカバリーウェアとリカバリー意識の変化のきっかけについて、お話しいただきました。
RLスタッフ:VENEXとの出会ったきっかけを教えていただきたいです。
郡司選手:6年程前になります。当時寝間着用のとにかく着やすくて楽なウェアを探していた時に、ネットでVENEXのリカバリーウェアを見つけました。着やすそうだなと思ってたまたま横浜にいった際に、試しにベネクスのショップで購入しました。
RLスタッフ:最初のリカバリーウェアの印象はいかがでしたか?
郡司選手:正直着るだけで疲れが取れるなんて本当かなと(笑)
RLスタッフ:確かに。最初は???って思いますよね。(笑)お買い求めいただいた当時は競輪業界内でリカバリーウェアは普及していたのでしょうか。
郡司選手:いえ、当時はあまり普及してなかったです。それこそ伏見選手(VENEXアンバサダー)が着用されているくらいで、流行っているなどの印象はなかったですが、最近は着用している選手をよく見かけますね。
RLスタッフ:そんな中でリカバリーウェアに興味を持ったきっかけって何でしょう。冒頭おっしゃっていたように、単純に寝間着としての用途で探されていたのでしょうか。
郡司選手:着やすくて楽な寝間着を探していたのもありますが、レースを行うと段々疲れが取れなく感じて。以前までは就寝時に着圧タイプのウェアを愛用していたのですが、締め付けがストレスに感じるようにもなってきて。それもあり着用していてゆとりがありつつ疲れない、翌日へのストレスにならない楽なウェアを探していたのがきっかけです。
RLスタッフ:実際に着用してみていかがでしたか。
郡司選手:特に就寝時に着用することが多いので、寝て起きた時に"凄く身体が楽だな"って思って。そこから今に至るまでずっと着ています。
RLスタッフ:ありがとうございます。郡司選手の好きな製品はありますか。
郡司選手:つるつるした生地感が好きなのでリチャージ+です。特にTOPSはよく着用します。自宅に帰った時はリラックスしたいので、すぐ着替えて着用します。
あとトレーナーズクロスというブランケット(プロユース商品)は重宝しますね。使い勝手がいい!ベッドに敷いてもいいし、控え室で休憩しているときは肩に掛けてもいいし。遠征には必ず持っていきます。
RLスタッフ:お役に立てているようで嬉しいです。遠征というお言葉も出てきましたが、競輪選手はどのようなスケジュールで動かれていますか。
郡司選手:例えば1ヶ月のスケジュールだと月2~3回程レースがあります。1回につき3~4日のレースが続きます。大きいレースだと1週間レース期間が続くことも。その間はもちろんレース会場から出られないのでこもりっきりになります。逆にレース期間外は自由というか、自己管理でスケジュール管理します。競輪は個人競技で全て自己責任になりますので、管理が簡単なようで難しい部分もあります。
RLスタッフ:皆さんそれぞれご自身でスケジュールを決められているのですね。それは知らなかったです。ハードな世界で活躍されていますが、20歳でプロデビューされて20代と30代で疲労の感じ方に違いはでてきましたか。
郡司選手:はい、違いはでてきましたね。今13年目になりますが疲労感は常に感じます。ですので練習内容や量は年々変化してきていますし、リカバリー(休養)に費やす時間が多くなってきています。
若い時はひたすら練習して追い込んで・・ってことで成り立っていましたが、今は練習だけやっても勝てない。質や効率を重視して、しっかりケアや休養する。そうしないと疲労が抜けずパフォーマンスに差がでます。
そのひとつのリカバリーアイテムとしてVENEXのリカバリーウェアを取り入れてリカバリーする。疲れを改善する。追い込むだけじゃなく、試合でより良いパフォーマンスを出すために、ですね。
RLスタッフ:ゆっくりと長期オフなどは取られるのですか。
郡司選手:長期休みは取らないですね、休んでも1日だけ。2日3日休むことはないです。やっぱり自己管理の世界なので、セルフケアやリカバリーに時間を割きます。あとは好きなサウナとか行って。すっきりリラックスして次に備えます。
RLスタッフ:ストイックに活躍されている郡司選手だからこそ、メリハリをつけたON/OFFのリカバリーが鍵なのですね。今後の目標をぜひ教えてください。
郡司選手:今年もグランプリ※1に出場しますので、頂点目指してがんばります!
RLスタッフ:本日はありがとうございました、VENEXスタッフ一同応援しております!
※1 2024年12月30日(月) 静岡競輪場にて開催する競輪界最高峰のレースKEIRINグランプリ2024
Recommend item
■Profile
郡司浩平(ぐんじ こうへい)選手
1990年、神奈川県生まれの競輪選手。2020年に『朝日新聞社杯競輪祭』でGⅠ初優勝を果たし、約2,200名いる競輪選手の中で「GⅠ優勝」と「獲得賞金上位者」を勝ち取った9選手だけが所属できる競輪の最上位ランクS級S班として活躍。以降4年間その座を守り続けるも、2023年にS級1班へ陥落。しかし、今年1発目のGⅠで優勝し、S級S班への返り咲きを決める。
〈経歴〉
2011年 デビュー
2017年 GⅡウィナーズカップ優勝
2019年 GⅡ共同通信社杯優勝
2020年 GⅠ競輪祭優勝
2021年 GⅠ全日本選抜競輪優勝
2022年 GⅡ共同通信社杯優勝
2024年 GⅠ全日本選抜競輪優勝